今、投資初心者にも大人気の投資として「バイナリーオプション」があります。
一定時間後に、現在の相場より上がるか下がるかを当てるだけというシンプルなルールのため、これだけの人気が出たのでしょう。
そして、世の中にはバイナリーオプションに対応した情報商材があふれかえっています。中には購入して検証するも、まったく再現性のない手法もちらほら・・・いえ、どちらかと言うと結果を出せない商材のほうが多いかもしれません。
もし優秀と言われているエントリーサインインジケーターがあっても、そのロジックはブラックボックスとなっていることが多く、そのサインを盲目的に信頼してエントリーを繰り返し、損失が膨らんでしまってバイナリーオプションをやめてしまう・・・そんな方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな中、バイナリーオプションの環境が激変しました。国内の業者がルール変更を余儀なくされ、これまで10分後判定だったものが、2時間毎の判定となったり、ペイアウト率(払戻率)も変動制となり、FXに似た取引となってしまいました。シンプルなルールは失われ、初心者が手を出しにくくなったと思います。
国内業者は以上のような状況ですので、多くのユーザーは海外の業者に戦場を移しています。
しかし海外のバイナリーオプション業者を使用したとしても、ルールは簡単でありながら、決して簡単に勝てるわけではないという状況に変わりありません。
それはなぜか?その理由の一つとして、バイナリーオプションはFXの自動売買EAのようにMT4を使用しての過去検証が困難だからなのではないかと考えました。
バイナリーオプションは簡単なルールの投資商品であるがゆえ、簡単に勝てるかもという誤解を生じやすく、ほとんど過去検証もしないままリアルマネーを投入し、あっという間に資金を失ってしまう・・・そんな方があとを絶たないのではないでしょうか。
私はこれまで密かにバイナリーオプションについて研究を重ね、どうすれば過去検証を簡単に行うことが出来るのかを考えてきました。そしてそれがようやく形になり、現在リリースに向けて準備中のツール、それが今回ご紹介する BOAnalyzer (バイナリーオプションアナライザー)です。
上のスクリーンショットは解析ツール本体ですが、これにはテストに使用するMT4のEAも同梱します。(※このEAは解析専用のため自動売買は不可)
現時点で私がバイナリーオプション(ハイ・ロー専用)の過去検証に必要と思っている機能はすべて実装済みです。
BOAnalyzer (バイナリーオプションアナライザー)の特徴は次のようなものです。
- お手持ちのエントリー用シグナルインジを使用したバックテストをおこない、シグナルの有効性を確認することが可能[詳細]
- テスト対象シグナルインジのパラメーターを変更してテストすることが可能。(最大59個目までのパラメーターを指定可能)
- NEXT TOP OPTION のような、5分毎エントリーの5分毎判定、10分毎エントリーの10分毎判定のようなタイプのバックテストが可能。(最大1時間毎エントリーの1時間毎判定までテスト可能)[詳細]
- Trend Option, SmartOption, TradeRush のような、15分毎に判定のようなタイプのバックテストが可能。(最大1時間毎判定までテスト可能)※ただし、使用するローソク足”確定時”のエントリーとなるため、足確定前にサインが出て、そのタイミングでエントリーするようなテストは出来ません。[詳細]
- エントリーしてから5分後判定、エントリーしてから10分後判定するタイプのバックテストが可能。(最大1時間後判定までテスト可能)[詳細]
- 賭け金とペイアウト率(払戻率)を指定して、そのシグナルに従って取引した場合の総損益の推移をグラフで視覚的に確認可能。[詳細]
- バックテスト期間について、購入回数、勝数、負数、引分数、勝率、最大連勝数、最大連敗数、プロフィットファクター(PF)、最大ドローダウン、総損益を表示可能。
- グラフで視覚的に時間帯別の分析が可能。これにより午前9時は勝率が低い、利益が小さい等を即座に分析可能。[詳細]
- タイムフィルター機能搭載により、クリックひとつで指定時間に取引しなかった場合の分析が可能。例えば午前9時の勝率が低いため、午前9時台の取引をなくした場合は最大ドローダウンはどうなるのか?等を即座に分析可能。
- 月別分析が可能。バックテスト期間について、各月毎の損益や勝率を分析可能。もちろんグラフで視覚的に表示。
- 曜日別分析が可能。こちらも月別分析と同様の分析が可能。
- グラフに描画されるものは、データ出力機能より生データを参照可能。コピーしてExcel等の表計算ソフトに貼り付けることで、お好みの形式でグラフ化が可能。
- ポートフォリオ分析機能を搭載。複数のバックテスト結果をマージして、ポートフォリオを組んだ場合の分析が可能。バイナリーオプションでもポートフォリオによるリスク分散は必須です。
- タイムシフト分析機能を搭載。分析用EAによる出力は、時刻がMT4時刻(つまりサーバー時刻)となっていますが、分析時に7時間加算して日本時間に!といった事が可能。[詳細]
以上、ひと通りの機能をご紹介いたしました。一般的に出回っているエントリーサインを出すタイプのインジケーターであれば、過去検証が可能となっています。ただし、シグナルを出すタイプのインジケーターすべてをバックテスト出来るわけではありません。シグナルインジの中には、矢印を出すタイプが多いですが、この矢印をダブルクリックして選択できるようなタイプには対応していません。オブジェクトとしてサインを出すタイプですね。→BOAnalyzer2で対応いたしました!
逆にそのシグナルインジケーターの設定画面を出し、[色の設定]タブでサインの色や大きさを自由に変更できるタイプであればバックテスト可能と思われます。もちろん、インジケーターの作りにもよりますので保証はできません。
また、あなたが開発者であれば、独自のルールを使ったシグナルインジケーターを作るだけで、シグナルのバックテストが可能となり、様々な分析をおこなうことが出来ます。シグナルインジケーターのサンプルソースも同梱いたします。
シグナルインジケーターを使って取引しているバイナリーオプション初心者から、ご自身でロジックを考案している上級者の方まで、ありとあらゆるバイナリーオプショントレーダーに自信を持っておすすめできる、そんなツールに仕上がっています。