バイナリーオプションシグナルの時間帯分析

バイナリーオプションに限らず、FXに関しても時間帯別の勝率や損益が重要であると考える人は多いです。トレンドが強く出る時間帯に逆張りのロジックで望むのは厳しいですし、指標発表時の取引も要注意ですね。

先日からご紹介しているバイナリーオプションシグナルバックテスト解析ツール「BOAnalyzer」を使用すれば、このような時間帯別の勝率や損益等を、簡単に分析することが出来ます。
以下はあるシグナルインジケーターをバックテストし、時間帯分析したグラフです。ちなみに分析対象通貨ペアはAUDUSDです。
時間帯別分析
2時が極端に勝率が低く、損失も大きいことが分かりました。しかしこの2時と言うのはテストに使用したMT4のサーバー時刻です。テストに使用したのはAlpari JapanのMT4ですので、GMT+2の時刻ということになります。
これでは分かりにくいのでGMT+9である日本時間に変換して分析したいですね。
BOAnalyzer はタイムシフト機能があるので、簡単に時間をずらして分析することが出来ます。具体的には、GMT+2 → GMT+9 にするには「タイムシフト」に「7」を設定して解析開始ボタンを押すだけです。(BOAnalyzer2ではタイムシフト機能の代わりにGMT変換機能が搭載されました。GMT変換機能では、夏時間、冬時間を考慮した上でMT4サーバー時刻を日本時間に変換した上で解析することが可能です)
タイムシフト
さて、早速日本時間に直して分析した結果です。まあ、単純に7時間後ろにシフトするだけの話なんですが(^_^;)
時間帯分析結果
そうすると、先ほど勝率の悪かった時間は、日本時間の9時だったことが分かりました。9時台と言えば9:30あたりにオーストラリアの指標が多いですね。なるほど、このシグナルは9:30頃のオーストラリアの指標発表の影響で勝率が低いのかもしれない、ということが想像できます。

このように、極端に勝率が低い時間帯がある場合、そのロジックでの取引を避ける事で損失を抑えることが出来ると考えます。あなたが取引可能な時間帯、例えば仕事から帰って夜の21:00~24:00が取引可能であるとした場合、万が一その時間帯の勝率が極端に低いシグナルにしたがって取引していたら・・・損失がどんどん膨らんでいくのではないかと想像できます。

BOAnalyzer は時間帯分析だけでなく、資金の推移、月別損益、曜日別損益もグラフ化が可能となっておりますので、視覚的に分かりやすく分析が可能となっています。(BOAnalyzer2では分別損益まで解析することが可能です)

このように、バイナリーオプションの手法でも、FXの手法と同様にバックテストによる過去検証は必須で、中でも時間帯分析は重要と考えます。

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