MT4のインジケーターやEAを作成するにあたって、絶対に理解して置かなければならないことに「配列」があります。なぜならほぼ必ずと言って良いほど「配列」を使用するからです。なんだか難しそうですが、使ってみるとそれほど難しくもありませんのでご安心下さい。
start関数を空にしたソースを準備しましたのでダウンロードしてお使いください。
・start関数が空の TestIndicator
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私がプログラミングを勉強しはじめた頃、関数の作り方を覚えてから一気にプログラミングが楽しくなりました。関数の作り方を覚えると、以下の様なメリットがあったからです。
- 同じ内容の処理があった場合、1つの関数にすると何回も同じ処理を書かなくて良い
- ソースがシンプルになり読みやすくなる
- ソースの修正が必要となった時、修正箇所を減らすことが出来る
関数を覚える前にごちゃごちゃと言いすぎてもよくわからないと思いますから、まずは関数がどの様な形式で表現されるのかを説明します。
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戻り値の型 関数の名前(第1引数の型 第1引数名, 第2引数の型 第2引数名, ・・・) { // ここに処理を書きます。 return(戻り値); } |
以前にも関数の形式をご説明しましたが、その時は引数については記述しませんでした。引数は必要なければなくてもいいのです。
では実際にコードを書いて行きましょう。
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前回までは、MQLを学習する上で重要な制御構造について解説しました。
しかし、同じくらい重要な「データ型」についてはほとんど説明していませんでした。
今までに簡単に説明したのはstring型(文字列型)とint型(整数型)だけでしたね。
今回は、MQLで扱うことの出来るデータ型にはどのような物があるのかをご説明したいと思います。
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今回は繰り返し処理をスキップするcontinue文について解説します。
今回も例によって前回作成したサンプルを改造して解説して行きたいと思います。
・前回作成したbreak文のサンプル TestIndicator
今回作成するのは次のようなインジケーターです。
“Hello MQL “に続けて行番号を出力します。ただし、4行目は出力しません。したがって全9行の出力となります。
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今回は、繰り返し処理の途中で使用し、繰り返し処理を強制的に抜けるために使用する、break文の解説をしたいと思います。
for文の解説時に作成したソースを利用して解説して行きたいと思います。
・for文を使用して複数行の文字をチャートに出力するソース TestIndicator
早速for文による繰り返し処理のあるstart関数を見てみましょう。
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int start() { string moziretu = ""; for(int i = 0; i < 5; i++) { moziretu = moziretu + "Hello MQL4\n"; } Comment(moziretu); return(0); } |