有名なインジケーターの一つに、Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)があります。
逆張り、順張りのどちらにも使うことが出来、愛用者が多いインジケーターですね。
しかし、MT4に標準でついているボリンジャーバンドは、決して高機能とは言えません。
今日ご紹介するのは、標準のボリンジャーバンドに対する不満を一気に解消することのできる、高機能ボリンジャーバンドインジケーター Multi_Bollinger (マルチボリンジャー)です。
本日は、この Multi_Bollinger の機能の一部をご紹介したいと思います。
通常のボリンジャーバンドは、一度に1つのσ値のラインしか表示することが出来ません。また、±1.5σのようなラインも表示することが出来ません。(レベル線を利用すれば、そのどちらも表示することは可能ですが)
Multi_Bollinger なら、1つのインジケーターで±1σ,±2σ,±3σの3つのラインを同時に表示することが出来ます。
しかも、±1σ,±2σ,±3σというのは自在に変更可能です。例えば±1σ,±1.5σ,±2σの3本を表示することも出来ますし、±1.5σ,±2.5σ,±3.5σの3本を表示することも簡単です。もちろん、同時にセンターラインである移動平均線も表示されます。
つまり、最大3本までσ値を指定して、使用者好みのラインを表示することが出来ます。
もちろん、各σのライン、および移動平均線は、それぞれ表示/非表示を切り替え可能となっています。したがって、移動平均線のみを表示したり、±2σラインのみを非表示としたりすることも自由自在です。通常のインジケーターでラインを非表示とする場合、色設定で無色を選択して非表示としたりすることが多いですが、Multi Bollinger は表示/非表示を切り替えるパラメーターを持っており、非表示と設定することで処理自体も軽くなり、PCへの負荷を軽減することが出来ます。
これは、EAから呼び出して使用する場合のバックテストにかかる時間の削減にも貢献します。
ご自身で使用するEAから呼び出す場合でも、簡単に使用できると思います。
アラート機能や上位時間足のボリンジャーバンドを表示できる(擬似MTF対応)インジケーター Multi_Bollinger を、ぜひ日々のトレードにお役立て下さい。